アル・ディ・メオラは、録音アーティストとして驚くほど長いキャリアを誇っている。このギターの名手が初めてリーダーとしてアルバム『Land of the Midnight Sun』を録音したのは1976年、わずか22歳の時だった（ただし、19歳でチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエヴァーに加入していた）。そして2011年、56歳になったディ・メオラは依然として精力的に活動を続けていた。ディ・メオラの演奏スタイルはその過程で進化を遂げ、初期のアルバムに見られた速弾きや激しさ、スピード、派手な技巧は、より叙情的で内省的なアプローチに取って代わられた。そのスタイルはパット・メセニーを意識しつつも、独自のアル・ディ・メオラ色を強く打ち出している。しかし、このギタリストの変わらない一面は、ワールドミュージックへの愛着だ。それは『Land of the Midnight Sun』『Elegant Gypsy』『Casino』といった初期アルバムに大きな影響を与え、2011年のアルバム『Pursuit of Radical Rhapsody』でも重要な要素となっている。この傑作アルバムはジャズ・ロック・フュージョンであると同時にワールドジャズでもあり、ディ・メオラはアルゼンチンタンゴからスペインのフラメンコ、中東や北アフリカの音楽まで、明らかに国際的な視点を貫いている。アフロ・キューバン・サルサもその要素の一部であり、ゲストとして参加したベーシストのチャーリー・ヘイデン（60～70年代のレヴォリューション・ミュージック・オーケストラや2000年の『Nocturne』で演奏したボレロを忘れてはならない）と、ハバナ生まれのピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバは、確かなラテン系の経歴を持つミュージシャンだ。アフロ・キューバンの影響は特に「Gumbiero」と「Destination: Gonzalo」で顕著だが、「Gumbiero」にはフラメンコとタンゴの要素も取り入れられている。『Pursuit of Radical Rhapsody』のほとんどの曲はディ・メオラ自身が作曲したが、ビートルズの「Strawberry Fields」とハロルド・アーレンの「Over the Rainbow」は例外だ。そしてディ・メオラは、ジャズの即興演奏家らしく、これらの有名なポップソングを真に解釈し、個人的な要素を加えている。ディ・メオラが徹底的に避けてきたスムースジャズが得意とするような、単なる音符通りのかけらもないカバーとは一線を画している。確かにディ・メオラはジャズ純粋主義者でもストレートアヘッド・ビバップ奏者でもない。彼自身、バーニー・ケッセルやタル・ファーロウになるつもりはないと語っているが、その精神はまさに即興演奏家のものであり、その精神は『Pursuit of Radical Rhapsody』でも一貫して彼の強みとなっている。