AC/DC – Ballbreaker (Remastered) (1995/2020) [FLAC 24bit, 96kHz]

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「Ballbreaker」は、オーストラリアのハードロックバンドAC/DCの13枚目のスタジオ・アルバムである。バンドにとって国際的にリリースされた12作目、オーストラリア国内では13作目に当たる。このアルバムでは、ドラマーのフィル・ラッドが復帰した。ラッドはAC/DCのオーストラリア盤アルバム『T.N.T.』(1975年)から『Flick of the Switch』(1983年)まで全ての作品に参加していたが、『Flick of the Switch』のレコーディング中に麻薬問題とマルコム・ヤングとの不和により脱退していた。アルノー・デュリュー著『AC/DC: Maximum Rock & Roll』によると、ラッドは1991年11月にオークランドで行われたAC/DCのライブを観覧し、楽屋でバンドと友好的に再会した後、当時のドラマーであるクリス・スレイドの状況に変化があれば復帰する意向を伝えたという。デュリューは、バンドが最終的にラッドに復帰を打診し、彼が1994年8月に承諾したと記している。この決定は、ロンドンでバンドとデモ音源を録音していたスレイドを激しく落胆させた。スレイドは2001年6月に『Rock Hard France』のインタビューで、この出来事に失望と嫌悪を感じ、3年間ドラムを触らなかったと語っている。その後スレイドは、ラッドが違法薬物所持と元個人アシスタントへの殺害脅迫に関わる法的問題で再びバンドを追われた後、第57回グラミー賞授賞式のパフォーマンスと2015年の「Rock or Bust World Tour」でバンドに復帰することになった。
「20年以上にわたり、AC/DCはミニマルで骨まで響くハードロックを変えることはなかった。最初の10年間は、彼らがまだそのパターンを拡張し、逆転させる方法を模索していたため問題はなかったが、『For Those About to Rock』以降は一貫した素材を生み出すのに苦労した。その結果、彼らのパフォーマンスはやや怠惰になり、レコードには確実な強烈な一撃が欠けていた。1990年にリリースされた『The Razor’s Edge』にはいくつかの活気の兆しが見られ、彼らのカムバックはリック・ルービンがプロデュースした『Ballbreaker』で頂点に達した。『Ballbreaker』がAC/DCが1980年代に量産したアルバムと異なる点は単純で、焦点の置き方にある。『Hard as a Rock』が近づいてはいるものの、1970年代のクラシックや『Moneytalks』のような即座に記憶に残る曲はない。しかし、『Back in Black』以来、このアルバムには悪い曲が一つもない。驚くべきことに、ルービンのプロデュースはやや乾きすぎており、リフを本当に地響きのように響かせるのに必要な迫力に欠けている。それでも、アンガス・ヤングのリフは力強くキャッチーで、彼がハードロックとヘビーメタルの偉大なギタリストの一人であることを示すあらゆる要素が詰まっている。アルバム全体を通じて、バンドは真剣でプロフェッショナルな音を響かせており、『Ballbreaker』はこれまでのAC/DCの後期作品の中で最高のアルバムとなっている。」(スティーヴン・トーマス・アールワイン、AMG)
1. AC/DC – Hard as a Rock (04:30)
2. AC/DC – Cover You in Oil (04:32)
3. AC/DC – The Furor (04:10)
4. AC/DC – Boogie Man (04:07)
5. AC/DC – The Honey Roll (05:34)
6. AC/DC – Burnin’ Alive (05:05)
7. AC/DC – Hail Caesar (05:14)
8. AC/DC – Love Bomb (03:14)
9. AC/DC – Caught with Your Pants Down (04:14)
10. AC/DC – Whiskey on the Rocks (04:35)
11. AC/DC – Ballbreaker (04:31)

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