B.B. King – B.B. King In London (1971/2015) [FLAC 24bit, 96kHz]

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『B.B. King in London』は、B.B.キングが1971年にロンドンで録音した19作目のスタジオ・アルバムである。彼はアメリカのセッション・ミュージシャンや、アレクシス・コーナーやリック・ライト(ピンク・フロイドのメンバーとは別人)をはじめとするイギリスのR&Bミュージシャン、さらにスプーキー・トゥースやハンブル・パイのメンバーであるグレッグ・リドリー、スティーヴ・マリオット、ジェリー・シャーリーらと共演した。このアルバムは、キングのイギリスツアー初日と合わせる形で、1971年11月19日にイギリスでリリースされた。ライトと彼の女性パートナーであるフリッツは、短命に終わったブルースを基調としたバンド「サンライズ」を結成したが、1974年にライトが自動車事故で不慮の死を遂げたことで活動を終えた。サンライズにはセッション・ブルース・ギタリストのポール・アズベルも参加していた。ジョン・レノンはいくつかのトラックに参加すると発表していたが、結局アルバムには関与しなかった。
1970年代初頭、多くの初期ロックやブルースのレジェンド(チャック・ベリー、マディ・ウォーターズなど)と同様に、B.B.キングは当時のロック界の重鎮たちと共演するためロンドンへ向かい、アルバムを録音した。1971年の『B.B.キング・イン・ロンドン』では、ブルースの王者がフリートウッド・マック、スプーキー・トゥース、ハンブル・パイのメンバーをサイドマンに迎え、ブルースのクラシックナンバーやこのプロジェクトのために特別に書かれた曲を演奏している。フリージー・ムーアのジャンプ・ブルースの名曲「カレドニア」では、ピーター・グリーンと共演し、ゲイリー・ライトが作曲したインストゥルメンタル「ウェット・ヘイシャーク」では、ジム・ゴードンとリンゴ・スター(計3曲に参加)のダブルドラムに支えられ、軽やかなギタープレイを披露。英国ブルースの父、アレクシス・コーナーはインストゥルメンタル「アレクシス・ブギ」を提供し、キングはコーナーとアコースティックギターでデュエットを繰り広げ、スティーヴ・マリオットがハーモニカで熱演した。その他の見どころには、ルイ・ジョーダンの「ウィ・キャント・アグリー」が中速の散策のようなアレンジに変わり、ドクター・ジョンが「ゲットー・ウーマン」でピアノからギターに持ち替えた稀有なストリングスアレンジの曲(感傷的にならずに仕上がっている)が含まれる。キングの最も輝かしい演奏は、喜びに満ちた「パワー・オブ・ザ・ブルース」とスタックス・サウンドが溢れる「エイント・ノーバディ・ホーム」で聴くことができる。
01. B.B. King – Caldonia (03:58)
02. B.B. King – Blue Shadows (05:08)
03. B.B. King – Alexis’ Boogie (03:28)
04. B.B. King – We Can’t Agree (04:43)
05. B.B. King – Ghetto Woman (05:15)
06. B.B. King – Wet Hayshark (02:28)
07. B.B. King – Part Time Love (03:14)
08. B.B. King – Power Of The Blues (02:21)
09. B.B. King – Ain’t Nobody Home (03:10)

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