Aretha Franklin – So Damn Happy (2003/2015) [FLAC 24bit, 44,1kHz]

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「So Damn Happy」は、アメリカの歌手アレサ・フランクリンの38作目のスタジオ・アルバムである。1998年にゴールド認定を受けた「A Rose Is Still a Rose」以来、初のスタジオ・アルバムとなった。このアルバムは2004年のグラミー賞最優秀R&Bアルバム部門にノミネートされ、「Wonderful」は最優秀トラディショナルR&Bボーカル・パフォーマンス賞を受賞した。アレサ・フランクリンは1990年代に新作アルバムを2枚しかリリースしなかったが、2003年にはゴスペル・アルバム「One Lord, One Faith, One Baptism」とこの世俗的なR&Bアルバムの両方を発表するなど、精力的な活動を見せた。彼女の声はこれまでと変わらず力強く、ほとんどの曲にはフランクリンの信仰の深さが影響したと思われる喜びに満ちた雰囲気が感じられる。
『So Damn Happy』が前作『A Rose Is Still a Rose』から5年を経てリリースされるまでの間、アレサ・フランクリンはラジオで流れるよりも、有名人ゴシップ欄に登場することがはるかに多かった。自宅火災の不可解な状況を含む法的トラブルを巧みにかわしながら、スタジオに戻った彼女の真の力は、キャリア管理ではなく、どんな曲でも見事に歌い上げる才能にあることを証明した。デトロイトで少数のメンバーと録音した本作では、『A Rose Is Still a Rose』のヒップホップ色を抑え、70年代のサウンドを洗練された形で刷新。トロイ・テイラーやロン・”アメン=ラ”・ローレンス、ジャム&ルイスらプロデューサー/ソングライター陣が、インディア・アリーやジル・スコットの現代的な作風に通じる、アコースティック・ソウルを基調としたバックグラウンドを提供している。「The Only Thing Missin’」やタイトル曲、「Holdin’ On」を筆頭に、大半の楽曲は高い完成度でキャッチーかつ分かりやすく(アレサの圧倒的な歌声を存分に堪能できる)。また、ヒップホップ界へのささやかな接近も功を奏した——ゲストのメアリー・J. ブライジが2曲のバッキング・ボーカルを手がけ、スウィート・インスピレーションズ時代以来のクオリティを達成。プロデューサーのロン・”アメン=ラ”・ローレンスが手掛けた「Wonderful」の有機的なアレンジは、本作随一の70年代ソウル・グルメを彷彿とさせる。アレサが音楽制作への喜びを過剰にアピールする必要はない——『So Damn Happy』の楽曲の数々が、世俗的な活動を始めてから約50年経った今も、彼女の才能が衰えていないことをファンに理解させるには十分な証拠だ。
01. Aretha Franklin – The Only Thing Missin’ (Radio Mix) (03:07)
02. Aretha Franklin – Wonderful (04:04)
03. Aretha Franklin – Holdin’ On (04:35)
04. Aretha Franklin – No Matter What (04:39)
05. Aretha Franklin – Everybody’s Somebody’s Fool (04:35)
06. Aretha Franklin – So Damn Happy (04:30)
07. Aretha Franklin – You Are My Joy (02:33)
08. Aretha Franklin – Falling Out Of Love (04:29)
09. Aretha Franklin – Ain’t No Way (04:39)
10. Aretha Franklin – Good News (04:52)
11. Aretha Franklin – You Are My Joy (Reprise) (02:33)

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