Aretha Franklin – Love All The Hurt Away (1981/2015) [FLAC 24bit, 96kHz]

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『Love All The Hurt Away』はアレサ・フランクリンのアルバムで、アリストレコードからの2作目のリリースである。批評家からの評価は高かったものの、売上は約25万枚にとどまり、商業的には期待外れに終わった。サム&デイヴのクラシックヒット「Hold On! I’m Coming」のカバーバージョンにより、フランクリンは女性R&Bボーカルパフォーマンス部門で11回目のグラミー賞を受賞した。これは1974年以来初のグラミー受賞であった。
80年代の幕開けとともにアリストラ・レコードに移籍したアレサ・フランクリンは、伝説的なプロデューサー/アレンジャーのアリフ・マーディンと組んで『LOVE ALL THE HURT AWAY』を制作。その成果は、ソウルの女王が洗練された80年代R&Bと大人のコンテンポラリー・サウンドを融合させた豪華な作品となった。サム&デイヴのカバー「Hold On I’m Comin’」ではスウィート・インスピレーションズとダーリン・ラヴのバックボーカルが加わり、機械化されたホーンセクションが鳴り響く中でこのクラシックが現代風にアップデート。同様にジャガー/リチャーズの「You Can’t Always Get What You Want」では、伝説的ジェームズ・クリーヴランド牧師率いるクワイアーが加わり、軽快でシュールなリメイクが実現した。テンポを落とした曲では、アレサの圧倒的な歌唱力がまさに「ソウルの女王」たる所以を思い起こさせる。タイトル曲と「It’s My Turn」ではジョージ・ベンソンの甘い歌声が見事な対比を生み出し、後者では軽やかなストリングスの上を流れるアレサのボーカルが、バックボーカルとの定番コールアンドレスポンスで締めくくられる。同じく印象的なのはアレサ自身が作詞作曲した「Whole Lot Of Me」と「Kind Of Man」で、アルバムを勝利の音符で締めくくっている。
1-01. Aretha Franklin – Love All The Hurt Away (04:10)
1-02. Aretha Franklin – Hold On I’m Comin’ (05:14)
1-03. Aretha Franklin – Living In The Streets (03:53)
1-04. Aretha Franklin – There’s A Star For Everyone (04:27)
1-05. Aretha Franklin – You Can’t Always Get What You Want (05:17)
1-06. Aretha Franklin – It’s My Turn (05:30)
1-07. Aretha Franklin – Truth And Honesty (04:16)
1-08. Aretha Franklin – Search On (04:48)
1-09. Aretha Franklin – Whole Lot Of Me (03:23)
1-10. Aretha Franklin – Kind Of Man (04:19)

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