Angus & Julia Stone – Cape Forestier (2024) [FLAC 24 bit, 48kHz]

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オーストラリアではスターとして知られる兄妹、アンガス&ジュリア・ストーンは、アメリカではまだ大きなブレイクを果たしていないが、その理由は謎だ。ポスト・マローンやリック・ルービン(2014年の同名アルバムを共同プロデュース)が熱烈なファンとして名を連ね、彼らの音楽はフォーク、カントリー、70年代風AORが融合したスタイルで、ザ・ヘッド・アンド・ザ・ハートやボン・イヴェールのようなアーティストの人気を築いた要素を持っている。2007年以降5作目となる本作では、「Losing You」や「Down to the Sea」にフリートウッド・マックを思わせる雰囲気が確かに漂う。特に後者は暗く神秘的で、リンジー・バッキンガム風の歪んだギターが豊かなボーカルと鋭い対比を生んでいる。そしてボーカルがここでの鍵だ。ジュリアの可憐な歌声とアンガスの高く優しいスタイルは自然に調和し、互いの楽曲をより良くしている。「City of Lights」や共同プロデューサー、ベン・エドガーがペダルスティールとマンドリンを担当したカントリー風ワルツ「County Sign」では、ハーモニーが光る。 単独では、アンガスは少し変幻自在だ。「My Little Anchor」でリードを取る彼は、ソロ作品の多くを彩ってきたボブ・ディラン風の鋭さを披露。バンジョンが優しく転がり、バスドラムが鼓動のように響き、意外なトランペットソロが場を明るくする。タンバリンが鳴り響く元気なディランのカバー「I Want You」では、アンガスはオリジナルのような言葉を引き延ばすスタイルを気にせず、軽快に進める。甘く染みるタイトル曲では、アンガスがサム・クック風のソウルを試み、ジュリアが軽やかな影を添える。「No Boat, No Aeroplane」では、バンジョンと寂しいハーモニカがリラックスしたヒップホップ風ビートと対比し、兄のサイケデリックなボーカルが特徴だ。 ジュリアの最高のソロは、フェアリーダストをまとった「Sitting in Seoul」で、ストリングスと素敵なコーラスが後押ししている。「The Wedding Song」は披露宴のファーストダンス向け(ハローマーク映画のサウンドトラックも狙っているかもしれない)だが、効果的だ。ジュリアは「星屑の下でビーチでベイビーを作る」ようなバラ色の未来を約束し、アコースティックギターのストロークの後に低くゆっくりとしたトランペットソロが流れ込む。―シェリー・リデンノア
1-1. Angus & Julia Stone – Losing You (03:35)
1-2. Angus & Julia Stone – Down To The Sea (03:19)
1-3. Angus & Julia Stone – My Little Anchor (03:45)
1-4. Angus & Julia Stone – Cape Forestier (03:52)
1-5. Angus & Julia Stone – County Sign (05:52)
1-6. Angus & Julia Stone – City Of Lights (03:57)
1-7. Angus & Julia Stone – No Boat No Aeroplane (05:12)
1-8. Angus & Julia Stone – The Wedding Song (03:16)
1-9. Angus & Julia Stone – I Want You (02:55)
1-10. Angus & Julia Stone – Somehow (04:41)
1-11. Angus & Julia Stone – Sitting In Seoul (03:50)
1-12. Angus & Julia Stone – The Wonder Of You (00:58)

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