アメリカを代表するアルトサックス奏者アーロン・ハイックが、日本のヴィーナスレコードからデビューアルバムをリリース。チャカ・カーン、バーブラ・ストライサンド、ポール・サイモン、フランク・シナトラ、リチャード・ボナらとの共演で知られるハイックが、ついに主役の座に立つ。ジョン・ディ・マルティーノ率いるロマンティック・ジャズ・トリオを迎えたワンホーン・カルテットを率い、驚異的なテクニックと確かな音色、魂のこもった情感を全編に披露。サンタナの「ヨーロッパ」、ハービー・マンの「カミン・ホーム・ベイビー」、ビートルズの「アンド・アイ・ラヴ・ハー」、ウェイン・ショーターの「インファント・アイズ」を収録。さらにハイック自身のオリジナル曲2曲も加わった。カルテットの力強い演奏は、ヴィーナスレコードのクラシックなサウンドエンジニアリングによってさらに引き立てられている。このデビュー作は、現代ジャズサックス奏者としてのハイックの非凡な才能を浮き彫りにした。バンドリーダーとしてのハイックの素晴らしく確かな第一歩となる作品であり、長らく待ち望まれてきた自身のプロジェクトにおける重要なマイルストーンとなった。