Alphonze Mouzon – The Essence Of Mystery (1973/2017) [FLAC 24bit, 192kHz]

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ウェザー・リポート、マッコイ・タイナー、ウェイン・ショーターとの共演を経て、ドラマーのアルフォンス・ムゾンは1973年にこの高く評価されたリーダー作をリリースした。長らく廃盤となっていた『The Essence Of Mystery』には、ムゾンと彼のバンドによるオリジナル曲9曲が収録されており、バディ・テリーとソニー・フォーチュンがサックス、ラリー・ウィリスがピアノ、バスター・ウィリアムスとウィルバー・バスコム・ジュニアがベースを担当している。
1970年代、ジャズ・フュージョンの発展に貢献したドラマーは数多く存在した。最も注目されるのはビリー・コブハムだが、アルフォンス・ムゾンもまた重要な役割を果たした。1948年11月21日、サウスカロライナ州チャールストン生まれのムゾンは高校時代にドラムを本格的に始め、サックス奏者とドラマーの両方から指導を受けた。60年代後半にニューヨークへ移り大学に通うが、音楽、演劇、医学のいずれを職業にするか悩んだ。結局70年代初頭には音楽の道を選び、ティム・ハーディン(『バード・オン・ア・ワイヤー』)、ギル・エバンス(『ギル・エバンス』)、ウェザー・リポート(『ウェザー・リポート』)、ノーマン・コナーズ(『ダンス・オブ・マジック』)、ジョン・クレマー(『マジック・アンド・ムーヴメント』)、中村照夫(『ユニコーン』)などのレコーディングにセッション・ドラマーとして参加した。この頃からソロ・アルバムもリリースし始め、1972年の『ジ・エッセンス・オブ・ミステリー』や1973年の『ファンキー・スネークフット』などの初期作品を発表。しかしセッション活動を一時休止し、1974年から1975年にかけてラリー・コリエルのエレventhハウスの正式メンバーとして活動(『イントロデューシング・ラリー・コリエル&ジ・エレventhハウス』、『アット・モントルー』、『レベル・ワン』などに参加)。その間もソロ活動は続け、1974年には最高傑作とされる『マインド・トランスプラント』をリリースしたが、コブハムの1973年の名盤『スペクトラム』と時期が近かったため、注目を集めきれなかった。また、アルベルト・マンゲルスドルフ、ジャコ・パストリアスとの共作『トリローグ・ライブ!』や、旧友コリエルとの再共演(1977年の『バック・トゥギャザー・アゲイン』や90年代後半のエレventhハウス再結成)も行った。ムゾンはフュージョンに限らず、スティーヴィー・ワンダー、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、パトリック・モラーツ、トミー・ボリン、チャビー・チェッカーらと共演し、その多才さを証明。さらに、もう一つの情熱である演技にも sporadically に戻り、1996年の映画『ザ・ビートルズがやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!』でトム・ハンクスと共演したほか、自身のレーベル「テナシウス・レコード」の会長兼CEOも務める。現在もアルバムを発表し、自身のトリオ、カルテット、またはクインテットを率いて定期的に欧米をツアーしている。――グレッグ・プラトー
01. Alphonze Mouzon – The Essence Of Mystery (05:00)
02. Alphonze Mouzon – Funky Finger (03:41)
03. Alphonze Mouzon – Crying Angels (06:23)
04. Alphonze Mouzon – Why Can’t We Make It (03:38)
05. Alphonze Mouzon – Macrobian (05:16)
06. Alphonze Mouzon – Spring Water (06:24)
07. Alphonze Mouzon – Sunflower (04:23)
08. Alphonze Mouzon – Thank You Lord (05:06)
09. Alphonze Mouzon – Antonia (04:40)

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