トランスヴェルサル・ディスクは、アハマド・ジャマル・トリオの『Live in Paris 1971』を誇らしく発表します。これまで未公開だったORTF録音で、パリのラジオハウス（スタジオ104）でのライブ演奏を収録。国立オーディオビジュアル研究所（INA）の正式な許可と協力を得た初の公式リリースとなり、デラックス・エディション（クラシック・ティップオン・ジャケット仕様）で登場。限定写真付き。オリジナル・マスターテープからリマスタリング。「ビバップミュージシャンがスピード競争を繰り広げる中、アハマド・ジャマルは水晶のように澄んだタッチを追求し、沈黙を讃えた。『私は悪魔たちの中の天使だった！ ボッパーたちは音符を爆発させたが、私はそれらが寿命を終えるまで響かせた』。芸術家としての異端児という評判が、一時的な名声の低迷を説明するかもしれない。しかし激動の人生にもかかわらず、ジャマルは平和を求めてこう語る。『求めているのは音楽的かつ内面的な平穏だ。自分が平穏だと認めることはできない。それを示すのは危険だ。真に平穏な人間はそれを口にしない』。言葉にできなくても、特にパリ初のトリオ演奏ではそれが聴こえてくる。ここではトリオ芸術の頂点に導かれる。放送会館スタジオ104で、ピアノの巨匠は傑出した共演者——ダブルベースのジャミール・ナッサーとドラムのフランク・ガント——に囲まれていた…」（ジェローム・バディニ、フランス・ミュージック）